川越市地域包括支援センターたかしな

所長挨拶

川越市地域包括支援センターたかしなは、医療生協さいたまが川越市より委託された事業所です。
活動する高階地域は、川越市内でも一、二を争う高齢化が進む地域で、総人口52,379人。一つの小さな町ぐらいの人口に、高齢者が14,141人と高齢化率は27.1%となっています。
相談件数は毎月、新規(再来の新規含む)が60件前後、延では500件超の相談が寄せられています。センターでは看護師2名、社会福祉士3名、主任介護支援専門員3名、事務員1名(計9名)が相談、事業にあたっています。 今、高階地域では、一人暮らし高齢者世帯が増加(3,268世帯)し、その中には認知症の方も多数含まれ、世間でいう「ゴミ屋敷」や「虐待」などの深刻な事例が「総合相談事業」に寄せられています。
その他、「介護予防事業」では、介護予防支援・ケアマネジメント業務以外にも、地域の民生委員や組合員のみなさんを対象に「介護予防サポーター養成講座」の開催や、「介護予防普及啓発事業」や地域住民の自主グループ支援に取り組んでいます。
また、認知症介護の課題では、「認知症サポーター養成講座」「認知症カフェ」づくりに加え「認知症予防教室」や「認知症家族介護教室」にも取り組んでいます。
先日は、理事長の雪田慎二先生(精神科医)をお招きし「認知症家族介護者教室」を開催しました。
「川越育ち」の雪田理事長のお話しに、「大変良かった。もっと時間を長くしてほしかった」「怒りっぽい主人のことがよく解った」「次回は友達も誘って参加したい」などの感想が寄せられました。
これからも地域住民とともに住みよいまちづくりに尽力したいと思います。

川越市地域包括支援センターたかしな
センター長 原島 清


TOP